買い物依存とオシャレの違い
特にスケーター・ストリート系のファッションをしているおっさんに多いのだが、
同ジャンルの中で別バージョン、幅を広げようとし過ぎて、ただコラボ物とかコレクションしてるだけというかただの買い物依存症みたいになってる人。
最近、90年代リバイバルでSTUSSYとかスト系のベタなのが流行っているからそれに便乗してるのか知らないが、若い子に混じってチラホラ見る。
そういう人に限って本当はスケーターじゃなかったり(やってたりしてもちょっとかじっただけとか初心者とか)ヒップホップをやってなかったり、ダンスをやってなかったりする。
本来、これらを本気でやってる人の場合、インスタ映え、WEAR映えみたいなそんなにトッピング過多のごちゃごちゃした格好しないと思う。
なぜなら動きやすくないから。
ちゃんとそのジャンルをやっている人の場合、その人にちょうどいい具合のバランスになっていく。(コーディネート上、ましてや自撮りする時によく見えるバランスではなく、スケートをする時や踊ったりする時にベストである袖丈や裾丈、パンツのワタリの太さのバランス。アウトドア関係もこれが言える。例えばパタゴニアの着こなしは単純に流行りで着てる人と、年間半分くらい山にいるような人ではそのバランスや色遣いも違うはずである。
ブランドだと
ワコマリアとかクーティーはルード系の丘ブランドだと思ってよい。
丘ギャング。
オシャレに見せるためには、
外人要素を上げるために、海外カルチャーのコスプレをするのが近道ではあるが、
それはある程度、強いて言うならショップ店員レベル止まりであり、それ以上の本当のカッコよさを得ようとするなら、そのカルチャーにどっぷりハマらないと得られないのである。
そこが中途半端だと、丘サーファー、丘スケーター、丘ラッパー、のまま無駄に買い物をし続けるだけの買い物中毒者になるだけである。まあ、これはだいたい結婚して子供でもできれば妻に色々言われるのでグッと買う量は減るのだが。はっきりそれは無駄遣い、と言ってくれる人ができるからである。
いい加減、基本的にこういった人達がブランドのいいお客さん(金ヅル・養分)だと言うことを理解した方が良い。
本当にラップをやり続けたり、スケートを何10年もやってたりすれば自然と、自分と服との距離がわかるようになり、自分にしっくりくる色、サイズやバランス、ブランドなどがわかるようになる、結局丘〇〇のままだから、この辺がいつまでたってもわからないのである。その結果スケーターならスケーターという括りの中で買い物を繰り返すようになるのである。結局スケーターでもないのに何がしたいの?という格好になっていく。
無駄に金があるおっさんとかこのパターンが本当に多い。
平野歩夢君の服装を見てほしい。
カッコいいとはああいう事である。オシャレに見られたいとか目立つための格好じゃなく、普通に本人に似合う格好だと思う。
彼の服装を見てごちゃごちゃしてるなとかやりすぎだなとか1度でも思うだろうか。
オシャレとはステューシーのコラボとかレアなアイテムをいっぱい持ってる事じゃないのである。
まぁ彼も持ってるかもしれんけど。
買い物ばっかりしてる人達は似合う・似合わないにもっと厳しくなった方がいい。